名古屋市緑区の左京山歯科クリニックの院長ブログです。

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長生きしたいなら医者より歯医者

こんにちは、セラミック治療に力を入れています名古屋市緑区の左京山歯科クリニックの院長の宮崎です。

長生きしたいなら医者より歯医者という衝撃的なタイトルな内容ですが、実はこれ2019年8月号のPresidentという雑誌の中にあったコラムなんです。 そこで今回はこの記事を歯科医師の視点で語らせてもらいます。

「歯のケアをサボると命に関わる」

人間ドックのメニューに歯科検診は含まれない、体はしっかりと検査するのに歯は違和感を覚えたときしか診察しない。実は歯の問題だけでなく歯周病などで全身に影響が出るということを知る人は少ない。日本人の歯を失う原因は虫歯と思っている人も多いが実は歯周病なんです。歯周病の病態は虫歯と全く違っていて、歯周病は食べかすに歯周病菌が付着し歯垢ができる→この歯周病菌から毒素が出され歯茎が腫れる→歯周ポケットが深くなり歯を支えている骨が溶ける→歯が抜ける。 歯周病は虫歯と違い初期段階では自覚症状がなくある日突然歯が抜けることも。そして加齢ともに歯が固くなり虫歯にはなりにくくなるが歯茎が痩せて歯の根に虫歯ができる根面齲蝕になりやすい。

まずこの内容ですが日本人が歯科医院の受診率が低いのは正しいです。諸外国に比べると日本人は痛みがあったり何かあったときにだけ歯科医院に行く方が大半です。諸外国では逆で痛みなどなにもない時にこそ歯のクリーニングや検診を受けるというスタイルです。そして歯周病が歯を失う割合がトップなのも正しいですね。40歳までは虫歯で失う人のほうが多いのですが40歳以降は歯周病で歯を失う人が増えていきます。歯周病の病態についてはかなりざっくりとアバウトな説明です、詳しく書くとそれだけで紙面が埋まってしまうくらいです。大まかにはあってますね。そして高齢者になると根の虫歯が問題になってくるのも事実。これは本当に厄介です。私も根面齲蝕には頭を悩まされます。

歯周病菌が血管を通じて体中へ

歯磨きをしたときに歯茎から出血したらそれは歯周病のサインです。歯と歯茎の間に歯周病菌が入り込むと白血球が増えます。歯茎の血管壁が薄くなり破れやすくなるため歯茎から出血する。歯茎から出血することで歯周病菌が血管を通じて全身に回り健康を脅かすという研究結果が近年出ています。糖尿病が代表的な例です。歯周病の人には糖尿病の症状を持っている人がとても多いのです。

この内容を見ていきましょう。歯周病の初期症状は歯茎から出血するというのは正しいですね。歯茎からの出血が歯周病の検査でもとても重要なのです。

人間の体でこすっただけで出血する場所はあるでしょうか??例えば体を洗った時に出血してきたらどうします??とても焦らないですか??何か重要な病気じゃないかとか直ぐに病院に行かなきゃと思いますよね?でも歯茎から出血しても皆さん寛容でまいっか位にしか思いませんよね。でもこれが重要な歯周病のサインなのです。この出血する弱い歯茎を放っておくと血管は当然口の中だけでなく全身ともつながっているので歯周病菌が全身に回ります。そして歯周病と全身疾患で1番有名なのが歯周病と糖尿病の関係なのです。

余談ですが患者さんで小児の子で心臓に先天的に病気がある子、例えば先天性心室中隔欠損症などの子が歯科を受診する場合には出血を伴う処置の場合、例えば歯石取りを行う場合には必ず術前に抗生剤を飲んで行くように医師からの指示があります。つまり医師の見解でも口の中の歯石取りの歯茎からの出血でも心臓に病原菌が回るというのが分かっているのです。

なぜ歯が悪いと動脈硬化になるか

歯周病と糖尿病は相互に悪い影響を及ぼすことは分かっている。歯周病は糖尿病の第4の合併症とも言われている。糖尿病の人はそうでない人の2.5倍歯周病になりやすい。一方歯周病の人は狭心症、心筋梗塞など循環器系の病気にかかるリスクもそうでない人に比べると1.5〜2.8倍高くなる。 循環器系の病気の鍵は動脈硬化でこの動脈硬化の患者の血管内からも歯周病菌が発見された報告が多数ある。これは歯周病菌が歯茎の血管を通じて動脈に入り込み直接血管に障害を与えるほか炎症の起きた歯周組織からでる炎症性のサイトカインの作用で心臓血管系の以上を引き起こすのではないかと言われている。 さらに呼吸器家では誤嚥性肺炎がある。歯周病菌が肺の感染部分から検出されて肺炎の一因であることがわかりました。歯周病を治療することで口の中の最近が減り誤嚥性肺炎のリスクも回避できます。

アルツハイマー病の患者さんから歯周病の原因菌が発見された。死守病気ならできる物質によりアルツハイマー病特有の脳の以上が引き起こされる可能性も分かってきた。

歯周病との関わりを指摘されているのは1:脳血管障害、認知症 2:心臓血管疾患、動脈硬化 3:誤嚥性肺炎 4:糖尿病 5:早産、低体重児 6:メタボリックシンドローム 7:骨粗鬆症 8:関節炎、腎炎 9:ED( 勃起不全)などがある。こうした現状を踏まえれば健康寿命を長いものにするためには日頃からの早口腔のケアが不可欠であることは明らかだろう。

この内容を見ていきましょう。歯周病と糖尿病の相互関係は周知の事実でこれはお医者さんもよくご存知です。糖尿病が悪化すれば歯周病も悪化し、逆に歯周病がよくなると糖尿病の状態もよくなるなど相互に関係を及ぼします。 されに血管障害も先程の先天性心室中隔欠損症の子のように歯茎の出血などから歯周病菌が全身に回ります。誤嚥性肺炎もすでに普通の方でもご存知のかたも多いと思います。最近では大きな病院でも手術後の肺炎予防のために口腔ケアを重要視して衛生士さんを雇用してる病院もあると聞きます。 認知症も可能性はあると思いますがまだまだ研究段階ですね。 歯周病が関係する全身疾患は9個ありましたが7.8.9の3つについては私自身はあまり知りませんでした。しかし口は体内につながる入り口です。その入口が汚れていていい影響があるとは到底思いません。歯と歯茎の隙間を歯肉溝といいますが口の中の歯肉溝の面積は手のひら位になると聞いたことがあります。つまり炎症があり傷だらけの手のひらでバクテリアを触るとどうなりますか??当然菌が全身に回って菌血症などになりますよね。歯周病を放置しておくと同じようなことになり結果的に全身にもえいきょうがでてくるということなのです。

口の中がやばいと医療費が高くなる

デンソーの健康保険組合が医療費を分析した調査によれば歯周病の人は非歯周病の人よりも歯科だけでなく歯科以外の病気の医療費も一人あたり年間平均1万6千円多くかかっていた。そう考えると歯科のかかりつけ医を持ち定期的に受診し歯石取りやクリーニングなどをすることで歯周病を回避するとともに生きる上でのコストを低く抑えることができるといえるのだ。

この内容を見ていきましょう。これは歯科医師の間ではだいぶ知れ渡っている内容です。歯科医師会でも歯科健診を長期継続することで歯の寿命が伸びる→歯の本数が多いと一人あたりの医科医療費が少ない→歯の本数が多いと要介護期間が少ない。歯科検診で医療・介護を守ると言っています。

まとめ

長生きをしたいなら医者より歯医者というのはあながち間違いではないと思います。人の体内につながる入り口と言える口腔をきれいに保つことで全身の健康が維持できると思います。逆に入り口が汚れていたり炎症があれば全身に様々な影響が出てくるのも納得だと思います。

人間ドックなどで全身の健康のチェックは大事ですが歯科検診もしっかりと受けてたかが歯と思わずに歯や口腔の健康が全身に関係してると思ってくださいね。

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