みどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニック

歯の豆知識ブログ

MENU

インビザラインで虫歯にならないための予防方法

インビザラインで虫歯にならないための予防方法

こんにちは、名古屋市緑区の左京山歯科・矯正歯科クリニックの院長の宮崎です。

インビザライン矯正では、一日20時間以上マウスピースを装着することが推奨されています。矯正治療は一般的に1~2年間ほどかかるため「長時間マウスピースをはめていると虫歯になってしまうのでは?」と心配になるのではないでしょうか?今回はインビザライン矯正中に虫歯にならないための注意点と、もし虫歯になってしまった場合の対処法についてお伝えしたいと思います。

インビザラインで虫歯になることはある?

長時間マウスピースを装着することで、お口のなかにどんな変化が起こるかというと、

 ●マウスピースを長時間はめていることで口の中が乾燥しやすくなる

 ●歯についた汚れを洗い流してくれる唾液が歯に届きにくく、自浄効果が薄れる

といったことが考えられます。

ただし、だからといってすぐに虫歯になるわけではありません。このような注意点があることを理解して、いつもより水分補給を心がけたり、食後の歯磨きやマウスピースのお手入れを丁寧にすることで虫歯リスクはコントロールすること可能になります。

虫歯になりやすい状況のまま放置してしまうことが一番よくありません。

インビザラインは自分で装置を取り外せるので、外してしまえばいつもと同じようにお口の中のケアを行うことができます。

これに対してワイヤー矯正では、歯の表面に装置を接着・固定します。そのため、

 ●装置の隙間に物が挟まる

 ●装置が邪魔で歯磨きがしにくい

など、固定式のであるためにブラッシングやお手入れが複雑になってしまい、結果的にお口の中が虫歯になりやすくなる可能性があります。

毎日、歯間ブラシやフロス、丁寧な歯磨きまで完璧にお手入れができれば良いのですが、忙しくなかなかできない日もあるかと思います。

そんなときでも、インビザラインであればお手入れの負担が少なく、虫歯が心配な方にもお勧めできる治療方法ではないでしょうか。

矯正期間中に虫歯にならないための対処法

矯正治療中に虫歯になった場合、矯正治療を一時中断して虫歯治療を優先する場合があります。またインビザラインでは、虫歯を削った後の歯型に合わせてマウスピースの再作成が必要になることもあるため、矯正をスムーズに進めるためには、虫歯にならないように日頃から意識することがとても重要です。

矯正治療中に行える虫歯の予防方法をいくつかご紹介していきます。

しっかりと歯磨きをする

矯正治療をしているかどうかに関わらず、虫歯予防にとって重要なのはやはり歯磨きです。ただ磨くだけではなく、少しポイントを押さえるだけで得られる効果はだいぶ変わります。

●フッ素入り」の歯磨き粉を選びましょう

虫歯は、脱灰(口の中に残った食べカスが原因で発生した歯垢が酸を作り出し、その酸が歯の表面のリンやカルシウムを溶かすこと)から始まります。脱灰した状態を長期間放置すると虫歯は進行してしまうのですが、これを元に戻すことができれば虫歯にはなりません。この元に戻すこと(唾液中のリンやカルシウムが歯の表面に戻ること)を再石灰化と言います。

実はお口の中では、常にこの脱灰と再石灰化が繰り返されています。うまくバランスが取れていれば問題ありませんが、脱灰の方が優位になってしまうと虫歯が進行してしまう、というわけです。

そうならないようにするために重要なのが「フッ素」です。フッ素には再石灰化を促進する効果があり、虫歯の予防に繋がりますので日頃の歯磨きに取り入れられることをお勧めいたします。

今は高濃度のフッ素が含まれている歯磨き剤が市販されていますので、歯科医院などでわざわざ注文する必要もありません。ただし、六歳未満のお子様の場合は誤飲を考慮して濃度1000ppm以下のものを選んだ方が良い為、ご心配な方は歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。

●フロス、歯間ブラシを使用しましょう

歯磨きの際に、歯ブラシと合わせて「フロス」と「歯間ブラシ」を使用されることをお勧めいたします。

フロスも歯間ブラシも歯と歯の間を清掃するための器具で、普通の歯ブラシだけでは落とせない汚れを落とすことができます。

しかしただ使えば良いわけではありません。たとえば、歯間ブラシは歯に対して垂直に入れて汚れをかき出すように動かす、フロスは歯間ブラシが入らない場所に使用して歯の表面に擦り付けるように動かす、など、簡単なことですが知っているだけで得られる効果は格段に違います。

せっかく使用するなら最大限の効果が得られるようにしたいですよね。そのためにも、まずは歯科医院にご相談ください。フロスと歯間ブラシどちらを使えば良いのか、適切なサイズ、正しい使い方など、あなたのお口に合った方法をお話させていただきます。

こまめな水分補給

マウスピースを装着していると、普段よりもお口の中が乾燥しやすいです。

虫歯菌は乾燥を好むため、こまめに水分補給をして口の中を乾燥させないようにすることも虫歯予防に繋がります。水分補給をする時は、なるべく糖分が入っていないものを選ぶようにしましょう。

飲食時はインビザラインを外すこと

マウスピースをはめて生活する上で注意が必要なのが、飲食時です。
特に飲み物を飲む場合は、マウスピースのことなど気にせず飲んでしまう方が多く見受けられます。

しかし、マウスピースをはめたまま飲み物を飲むと、歯とマウスピースの間に水分が入り込むことになり、それがスポーツ飲料などの甘い飲み物なら砂糖水の中に歯を浸けているようなもの。長時間そのままでいると、お口の中を虫歯になりやすい危険な状態に晒していることになります。
取り外すことを面倒だと思ってしまいがちですが、日々のちょっとした積み重ねによって虫歯は防ぐことができます。飲み物を飲む時にはマウスピースを外すという習慣をつけましょう。

マウスピースをしっかりと洗浄する

毎日気持ち良く使用するためにも、一日の終わりにはマウスピースをしっかりと洗浄してください。

指や手で優しくこすり、もし汚れが気になる場合は柔らかめの歯ブラシやスポンジなどを使用しましょう。週に一度、専用の洗浄剤を使ってつけ置き洗いをするとより効果的です。

歯磨き粉は含まれている研磨剤で傷がついてしまう恐れがあるため使用しないようにしてください。また、お湯を使用すると変形してしまうかもしれないので、水で洗うようにしましょう。

最後に

しっかりとしたセルフケアで矯正治療中に虫歯にならないようしっかり予防していきましょう。

名古屋市緑区の左京山歯科クリニックではインビザラインはダイヤモンドランクを持っている日本矯正歯科学会認定医の先生がクリンチェックを作成しますので安心してインビザライン治療を受けて頂ける環境を整えております。

左京山歯科クリニックでは矯正治療のカウンセリングは資料採りが550円で相談は無料となっています。インビザラインなどのマウスピース矯正を考えている方はぜひ矯正の相談で予約をお取り下さい。

監修者情報

監修者情報

名古屋市緑区のみどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニックで院長を務める宮崎裕基です。当院は歯の機能の改善と口元の美しさを両立させる審美治療を中心に、お口全体の健康を包括的に守るフルマウス治療を推奨しています。いつも患者さんに精度の高い安心の治療をご提供できるように、常に技術の向上に努めています。そのためにも、歯科用CTなど新しい設備の導入は欠かせません。
私たちはカウンセリングを大切にし、そこで患者さんの本当のご要望を引き出すことが「ご満足いただける治療」につながると考えています。お口のお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

歯科医師 採用情報

最新技術で輝く白い歯に CEREC

コラム カテゴリ一覧
Q&A
インビザライン体験
インプラント治療
お知らせ
入れ歯
医院のお知らせ
外科
審美治療
小児歯科
根管治療
歯の豆知識
歯並び、矯正
歯周病
歯科用語
虫歯予防
院長日記

審美治療メニュー

審美治療

審美治療

esthetic

ホワイトニング

ホワイトニング

whitening

矯正歯科

矯正歯科

orthodontist

インプラント

インプラント

implant

すきっ歯治療

すきっ歯治療

paced-arch

その他の歯科メニュー

虫歯治療

a bad tooth

歯周病治療

periodontal

咬み合わせ治療

orthodontics

入れ歯

dentures

予防治療

preventive

小児歯科

pedodontics