みどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニック

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歯科医院で作ることができるマウスピースの種類とは?

歯科医院で作ることができるマウスピースの種類とは?

こんにちは、名古屋市緑区の左京山歯科クリニック院長の宮崎です。

コロナでなかなか外に出る機会が減っているため、意識的に日頃から運動をし始めたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 スポーツは身体にとっても大切です。そんなスポーツが歯とも関連しているのはご存じでしょうか。

スポーツをしている時、汗をかき、また激しい運動だと口呼吸になりやすく、お口の中は乾燥します。そうなるとお口の中の唾液の量が減っている状態になります。唾液は歯が虫歯にならないように食事等で溶け出たミネラル成分を元に戻してくれる再石灰化という機能や、汚れを洗い流してくれる機能があります。唾液の量が減る事で、こういった機能が働きにくくなり、むし歯になりやすい環境になります。

それに加えてスポーツドリンクといった砂糖が入っている飲料水を飲むと、ますますむし歯になりやすい環境が整ってしまいます。これから暑くなる時期ですので、熱中症対策としてスポーツドリンクは必須ですが、運動の合間に飲むときは、飲んだあとにお水やお茶など砂糖の入っていないものを飲んであげて下さい。そうすることでお口の中の環境を整えてあげる事ができます。

代表的なスポーツドリンクの糖質の量です。

ポカリスエット500ml 糖質31g

アクエリアス 500ml 糖質 23.5g

ちなみに

ファンタグレープ500ml 糖質50g

コカコーラ500ml 糖質56.5g

三ツ矢サイダー500ml 糖質55g

午後の紅茶ストレートティー 糖質20g

スティックシュガーは1本3gです。つまりポカリスエットを1本飲むとスティックシュガー10本の砂糖を飲んでいるのと同じなのです。凄くないですか?

確かにスポーツドリンクは汗をかいたりして水分が失われた時には吸収がよく身体にいいイメージもありますがどうでしょうか?

1日の糖分(砂糖)の摂取量の目安は体重60キロの人であれば30gです。

つまり1日にポカリスエットを1本飲んだらそれだけで糖分の1日の上限の摂取量をオーバーしてしまいます。

普段皆さんが飲んでいるスポーツドリンクも度を超えて飲めば弊害が出てきます。ペットボトル症候群という言葉もあるくらいですので、スポーツドリンクは汗をかいて身体から塩分も失われているときに飲みましょう。普段は喉が渇いたら水やお茶の方がいいですね。

ほかにも歯とスポーツで関連することとして、格闘技やラグビーなど、特に相手との接触があるスポーツで歯を守るために競技中にはめるマウスピースがあります。よくネットで既製品のものなどありますが、自分の歯にぴったりと フィットしておらず装着感も悪いと思います。歯医者さんで作成した物の方が、オーダーメイドのものになりますので、よりよいものを使用していただけますので、コンタクトスポーツをされる方は是非、歯医者さんで相談してみてください。

名古屋市緑区の左京山歯科クリニックではスポーツ用のマウスピースの作成もしております。スポーツ用のマウスピースは保険治療の対象ではないため自費診療になります。左京山歯科クリニックではスポーツ用のマウスピースはきちんと精密な型を取り専門の技工所に出して作成しております。費用は22000円ほど頂きますがラグビーや格闘技をやる方は大事な歯を守るために必要なので是非作成しましょう。

スポーツ用のマウスピースは保険治療の対象外ですが、歯ぎしり用のマウスピースは保険診療で作成することができます。費用は5000円程度ですので歯ぎしりでお悩みの方はまずは来院して歯科医師の診断を受けましょう。歯科医師と相談して歯ぎしり用のマウスピース(ナイトガード)が必要となったら作成を考えた方がいいと思います。ただ単に歯ぎしりをしているから作るというのはおすすめできません。違和感もありますのでナイトガードをしないとかなりの不利益がある場合は作成をしましょう。

また保険診療で作成できるマウスピースには睡眠時無呼吸症候群の治療のためのマウスピースも(OA)あります。このマウスピースは歯科医師が自分の診断で作成することはできません。歯科医師は医師から睡眠時無呼吸症候群の診断の上、依頼の診療情報提供書をもらったときに作成できます。つまり医師の代理で歯科医師が代わりにマウスピースを作成して調整し使ってもらうのです。あくまで医師の依頼の上作るので無呼吸症候群やいびきが気になる方は医師の診断を受けましょう。

名古屋市緑区の左京山歯科クリニックでは非常勤の口腔外科の歯科医師古橋が睡眠歯科学会の専門医であり、院長の宮崎も睡眠歯科学会に入っておりますので来院していただければ症状を聞いてアドバイスを行い必要があれば緑区近郊の病院を紹介致します。

まとめ

最近の研究で週に1回30分以上の運動を行うことで免疫力が上がりコロナなどの感染症にかかりにくくなるというデータもあります。スポーツをする上で歯はとても大切で歯がしっかり残ってないと力が発揮できません。さらに歯並びが悪いとかみ合わせが悪く力がうまく発揮できません。スポーツでいい結果を出したいなら歯のケアをしっかりと行いさらにそのスポーツにあったマウスピースを作成することも大事だと思います。適度な運動を行いQOLをあげていきましょう。

監修者情報

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名古屋市緑区のみどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニックで院長を務める宮崎裕基です。当院は歯の機能の改善と口元の美しさを両立させる審美治療を中心に、お口全体の健康を包括的に守るフルマウス治療を推奨しています。いつも患者さんに精度の高い安心の治療をご提供できるように、常に技術の向上に努めています。そのためにも、歯科用CTなど新しい設備の導入は欠かせません。
私たちはカウンセリングを大切にし、そこで患者さんの本当のご要望を引き出すことが「ご満足いただける治療」につながると考えています。お口のお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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