みどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニック

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子供の頃の悪習慣・悪癖は歯並びに影響を与えます

子供の頃の悪習慣・悪癖は歯並びに影響を与えます

こんにちは、名古屋市緑区の左京山歯科・矯正歯科クリニックの院長の宮崎です。

歯並びが悪くなる原因は「遺伝」と言われる方がいます。確かに親からの遺伝(骨格系)で歯並びが悪くなることはあります。
しかし、お口周りの癖や生活の悪習慣などが原因となるものも多くあります。
そこで今回は、歯並びに影響を与える「悪習癖・悪習慣」についてお伝えしたいと思います。

子供の頃に要注意!歯並びに影響がある悪習慣

子供の頃に多いものに「指しゃぶり」や「爪噛み」「就寝時の歯ぎしり」などがあります。
上記のような悪習慣をそのままにしてしまうと、歯並びに悪影響がある場合があります。

指しゃぶり

指しゃぶりは、幼年期(生後2~3ヵ月)頃に始まることが多いです。
指をしゃぶることで落ち着くことがあるため、成長してもなかなかやめることができないお子さんもいます。
指しゃぶりは親指と舌で上あごを押してしまうため、長く続けてしまうと顎が前に突出した「出っ歯」や、上下の歯列に隙間が出来てしまう「開咬」になりやすくなってしまいますので注意が必要です。

爪噛み

お子さんが成長してきて、意識して噛まないようになれば自然と治るクセではありますが、長い期間噛み続けてしまうと前歯に過度な負担かかってしまいます。
また、前歯だけでものを噛むクセがついてしまい「受け口」を助長する原因にもなってしまいます。

就寝時の歯ぎしり

子供の歯ぎしりの原因のひとつとして考えられているのは、これから生える歯の位置の調整や顎の位置を整えたりする一時的なものとされています。
しかし、永久歯が生え揃えはじめる12歳以降も続くような場合は、噛み合わせに何らかの要因がある可能性があり、長く続くと顎や周辺の筋肉に過度な負担をかけてしまうことになります。

口呼吸

近年、慢性鼻炎やお口の筋肉が弱いため口が軽く空いたまま日常的に口で呼吸をしているお子さんが増加してきています。
口呼吸をしていると舌や口輪筋などが弱くなり、本来は口を閉じていることで口唇と舌に押されて歯並びが整えられるのですが、口呼吸ですとその作用が働きません
また、舌を前に出してしまうクセ(弄舌癖)も助長し、それらが原因で歯並びが悪くなってしまうことがあります。

頬杖

頬杖をついて寝転んだり、本を読んだりする人がいますが、クセでいつも同じ方向に手を置いて頬杖をついてしまうと片側の顎のみに力が加わってしまい、顎の歪みにつながります。顎の骨格が歪んでしまうと、それに付随して歯並びも同様に悪くなってしまうので注意が必要です。

悪習慣は歯列矯正にも影響がある

歯並びを悪くする原因となる悪習慣や悪癖の改善をしないまま歯列矯正をおこなってしまうと思った通りの結果が得られないなどといったことになりかねません。
せっかく歯を正しい位置に整えようと装置で力を加えても、悪習慣や悪癖は無意識化で行われることが多いため歯が上手く動いてくれない場合があります。
例をあげると、舌癖がある状態のままだと装置で動かしたい方向と逆に舌圧が働いてしまうことがあります。ですので、矯正治療を行う際には、もしもご自身に思い当たる悪習慣や悪癖がある場合には、その改善もを先に行う必要があります。また、歯列矯正をおこなったとしても、悪習慣や悪癖が改善されていない方は、その影響で再度同じように歯が動いたり顎が歪んで矯正後に「後戻り」を起こしてしまう可能性もありますので注意しましょう。

口腔筋機能療法を上手く活用しましょう

MFT(口腔筋機能療法)とは、歯列の関係する口腔周辺の筋肉の機能を改善・育成を行う訓練になります。矯正治療を行いながら、同時進行で舌や口唇、口腔周囲筋の機能を正しく使えるようにすることで、矯正治療がスムーズにおこなえるようになります。
また、乳歯の時期のお子さんであれば、口腔機能が正しく成長することによって、矯正装置を使わなくても正しい位置に歯並びが整う可能性もあるため、小児矯正Ⅰ期治療ではよく用いられるトレーニングになります。

まとめ

悪習慣やクセは長く継続して行ってしまうと、歯並びが悪くなる要因になってしまい、虫歯や歯周病のリスクもあがり、身体の不調まで引き起こしてしまうかもしれません。また、せっかく始めた歯列矯正も、悪習慣が原因で思ったように進まない、終わった後で後戻りしてしまうといったトラブルも起こしてしまうこともあります。
歯並びに影響のある悪習慣は気づいたらできるだけ早めに改善するようにしましょう。また、歯列矯正を始める際には治療がスムーズに行えるようにMFTを受けたり、生活習慣の改善に取り組むことがおすすめです。

名古屋市緑区の左京山歯科クリニックではインビザラインはダイヤモンドランクを持っている日本矯正歯科学会認定医の先生がクリンチェックを作成しますので安心してインビザライン治療を受けて頂ける環境を整えております。

左京山歯科クリニックでは矯正治療のカウンセリングは資料採りが550円で相談は無料となっています。インビザラインなどのマウスピース矯正を考えている方はぜひ矯正の相談で予約をお取り下さい。

監修者情報

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名古屋市緑区のみどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニックで院長を務める宮崎裕基です。当院は歯の機能の改善と口元の美しさを両立させる審美治療を中心に、お口全体の健康を包括的に守るフルマウス治療を推奨しています。いつも患者さんに精度の高い安心の治療をご提供できるように、常に技術の向上に努めています。そのためにも、歯科用CTなど新しい設備の導入は欠かせません。
私たちはカウンセリングを大切にし、そこで患者さんの本当のご要望を引き出すことが「ご満足いただける治療」につながると考えています。お口のお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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