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お子さまの矯正、いつから始める?5〜8歳が「歯並びのゴールデンエイジ」と言われる理由とは【マイオブレース矯正】

お子さまの矯正、いつから始める?5〜8歳が「歯並びのゴールデンエイジ」と言われる理由とは【マイオブレース矯正】

「子どもの歯並び、なんだかガタガタしている気がする…」 「テレビを見ているとき、いつも口が開いている(お口ぽかん)」 「いびきをかいたり、寝相が悪かったりする」

ふとした瞬間に、お子さまのお口元を見て不安を感じたことはありませんか? 「矯正は永久歯が生えそろってからでいいのかな?」と考え、様子を見てしまう親御さんは少なくありません。

しかし、実はお子さまの**「5歳〜8歳」という時期こそが、将来の歯並びと健康を左右する、二度と戻らない重要なタイミング**であることをご存知でしょうか。

今回は、従来の「ワイヤーで無理やり並べる矯正」とは一線を画す、子どもの成長発育を利用した**「マイオブレース(MRC矯正)」**について、なぜこの時期に始めるべきなのか、その深い理由を詳しく解説します。


そもそも、なぜ歯並びが悪くなるの?

多くの親御さんが「歯並びが悪いのは遺伝だから仕方ない」と考えています。確かに遺伝的要素はゼロではありませんが、近年の研究では、歯並びが悪くなる原因の多くは、幼少期の「口腔機能(お口の使い方)」にあることがわかってきました。

具体的には以下の3つが大きな原因です。

  1. 口呼吸(鼻ではなく口で息をしている)

  2. 舌の癖(飲み込むときに舌を突き出す、普段舌が上顎についていない)

  3. 飲み込みの癖(口の周りの筋肉を過剰に使って飲み込む)

これらの「悪い癖」があると、顎(あご)が正しく成長せず、狭いままになってしまいます。その結果、生えてくる大きな永久歯が並ぶスペースが足りなくなり、ガタガタの歯並び(乱杭歯)や出っ歯になってしまうのです。

つまり、「原因(お口の癖)」を取り除かなければ、いくらワイヤーで歯を並べても、また後戻りしてしまうリスクが高いということです。


ワイヤーを使わない機能矯正「マイオブレース」とは?

そこで注目されているのが、オーストラリアで開発された**「マイオブレース(MRC矯正)」**です。

これは、従来の「歯に力を加えて動かす」対症療法的な矯正とは全く異なります。 「歯並びが悪くなる根本原因(口呼吸や舌の癖)」にアプローチし、お子さま自身の成長力を引き出して、顎を正しく発育させる治療法です。

治療の2本柱

  1. マウスピース型装置の装着

    • 日中の1〜2時間と、就寝時に装着します。

    • 取り外し可能なので、学校にしていく必要はありません。

  2. アクティビティ(口腔筋機能トレーニング)

    • 呼吸、舌、飲み込み、姿勢などを改善するための専門的なトレーニングを毎日数分行います。

この2つを組み合わせることで、「お口周りの筋肉」と「骨格」を正しい状態へ導き、結果として歯が自然と綺麗な位置に並ぶことを目指します。


なぜ「5歳〜8歳」がベストタイミングなのか?

マイオブレース治療において、5〜8歳(混合歯列期の初期)は**「ゴールデンエイジ」**と呼ばれています。その理由は大きく3つあります。

① 顎の成長ピークを活用できる最後のチャンス

上顎(うわあご)の成長は、10歳頃にはほぼ完了してしまいます。つまり、5〜8歳という年齢は、顎の骨がまだ柔らかく、成長スピードが最も著しい時期なのです。 この時期に正しい舌の位置や呼吸を身につけることで、顎を「横に広げる・前へ育てる」ことが容易にできます。骨が固まってから広げるのとは、負担も効果も段違いです。

② 悪習癖が定着する前にリセットできる

口呼吸や舌の突き出しなどの癖は、年齢が上がるほど定着し、治すのが難しくなります。脳が柔軟で、新しい習慣を受け入れやすいこの時期だからこそ、「鼻呼吸」や「正しい飲み込み」を一生モノの習慣として身につけることができます。

③ 親子でトレーニングに取り組みやすい

小学校低学年くらいまでは、親御さんのサポートを受け入れやすく、一緒に楽しみながらトレーニングを続けられる時期です。高学年や中学生になると部活や塾で忙しくなり、モチベーション維持が難しくなるケースもあります。


歯並びだけじゃない!マイオブレースがもたらす「3つの大きなギフト」

この治療の素晴らしい点は、歯並びが綺麗になること以外にも、お子さまの全身の健康に大きなメリットがあることです。

1. 「抜歯矯正」を回避できる可能性が高まる

顎の成長を促してスペースを確保するため、将来的に健康な永久歯を抜いて並べる(抜歯矯正)リスクを大幅に減らすことができます。自分の歯を残せることは、長い人生において大きな財産です。

2. 「鼻呼吸」で免疫力と集中力がアップ

口呼吸は、ウイルスや細菌を直接体内に取り込んでしまうため、風邪を引きやすかったり、扁桃腺が腫れやすかったりします。 マイオブレースで「鼻呼吸」を獲得すると、鼻のフィルター機能が働き、免疫力が向上します。また、脳に十分な酸素が行き渡るようになるため、「睡眠の質」が改善し、日中の集中力や学習意欲の向上にもつながります。

3. 顔立ちが整い、姿勢も良くなる

口呼吸の子特有の、顎が下がって締まりのない顔つき(アデノイド顔貌)を改善し、引き締まった口元になります。また、舌の位置が整うことは頭の位置や全身の姿勢とも連動しているため、猫背の改善なども期待できます。


親御さんに知っておいてほしい「大切なこと」

マイオブレースは魔法の装置ではありません。成功のためには、以下の点が非常に重要です。

  • 「装置を入れるだけ」では治りません 毎日のトレーニング(アクティビティ)と、日中の装着時間を守ることが不可欠です。

  • 親御さんのサポートが鍵 お子さま任せにするのではなく、親御さんが励まし、一緒にトレーニングを楽しむ姿勢が必要です。二人三脚で取り組むことで、お子さまの自己肯定感も育まれます。


マイオブレース治療の流れ

当院では、以下のステップで丁寧に進めていきます。

  1. 初診相談・カウンセリング

    • 歯並びのお悩みや、呼吸・癖について詳しく伺います。

  2. 精密検査

    • レントゲン、写真撮影、型取りなどを行い、現状を分析します。

  3. 診断・治療計画の説明

    • お子さまに合った具体的なプランをご提案します。

  4. 治療スタート(装置のお渡し・トレーニング指導)

    • 装置の使い方や、最初のトレーニングを指導します。

  5. 定期検診(月1回程度)

    • トレーニングの進み具合や歯の動きを確認し、ステップアップしていきます。

  6. 永久歯列への移行・保定

    • すべての永久歯が生え揃うまで経過を見守ります。


まとめ:気になった「今」が相談のタイミング

お子さまの歯並びや口元の癖は、「様子を見ている」間に、骨格の成長期という貴重な時間は過ぎ去ってしまいます。

マイオブレース(MRC矯正)は、単に歯を並べるだけでなく、呼吸や姿勢といった「生きるための基本機能」を整え、お子さまの健やかな成長をサポートする治療です。

「うちの子、口呼吸かも?」「歯並びが心配」 そう思われたら、まずは一度ご相談ください。5歳から8歳という、人生で一度きりの成長のチャンスを最大限に活かし、お子さまの未来へ「健康な歯並びと呼吸」をプレゼントしましょう。

【まずはお気軽にご相談ください】 お子さまのお口の状態に合わせた最適なタイミングと方法をアドバイスさせていただきます。

監修者情報

監修者情報

名古屋市緑区のみどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニックで院長を務める宮崎裕基です。当院は歯の機能の改善と口元の美しさを両立させる審美治療を中心に、お口全体の健康を包括的に守るフルマウス治療を推奨しています。いつも患者さんに精度の高い安心の治療をご提供できるように、常に技術の向上に努めています。そのためにも、歯科用CTなど新しい設備の導入は欠かせません。
私たちはカウンセリングを大切にし、そこで患者さんの本当のご要望を引き出すことが「ご満足いただける治療」につながると考えています。お口のお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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